II-VI INFRARED:結晶成長

育成



化学気相成長(CVD)

結晶育成

II-VI Incorporated は、1971年、赤外光学製品に良質の材料を供給するために設立されました。設立当初は、テルル化カドミウムから始めましたが、1980年代には、セレン化亜鉛と硫化亜鉛の製造に移行しました。II-VIの材料の開発から精密光学製品の生産までの垂直的統合により、当社は炭酸ガスレーザ用光学部品のリーダーとして位置づけられています。

II-VI
は、化学気相成長(CVD)と呼ばれるプロセスでセレン化亜鉛と硫化亜鉛を製造しています。特別に設計された炉で、亜鉛蒸気はセレン化水素もしくは硫化水素と反応し、それぞれセレン化亜鉛と硫化亜鉛が製造されます。反応により、沈殿プレート上に結晶の形で材料が堆積されます。炉から取り出された材料には、切断、研磨、光学的特性の試験が実施されます。その後、材料は光学部品の製造に使用されるか、シート素材または光学ブランク材として販売されます。

製品

II-VI Infraredは、以下の赤外材料を製造しています(下記写真)。

  • セレン化亜鉛
  • 硫化亜鉛標準グレード
  • 硫化亜鉛マルチスペクトラルグレード

硫化亜鉛マルチスペクトラルグレードは、標準グレードから工程中に発生した空隙や内部欠陥を取り除くために熱間静水圧処理をした材料です。。赤外域と可視域に渡り、使用できる材料となります。

II-VI
は、各種の標準サイズと厚みのシート素材とブランク材を提供し、ご要望に応じて特注サイズと厚みの製品を製造いたします。

化学気相成長後セレン化亜鉛材料は、ブランキングと研磨プロセスにかけられ、当社が「アリゲータの皮膚」と呼んでいるものを除去します。

II-VI InfraredSaxonburg工場で加工されている3種類の材料(左から右):硫化亜鉛、硫化亜鉛マルチスペクトラル、セレン化亜鉛